信州大学医学部 耳鼻咽喉科学教室

教授挨拶- 教室案内 -

信州大学医学部耳鼻咽喉科学教室は1949年(昭和24年)に開設されました。
1951年(昭和26年)に初代教授として鈴木篤郎先生が就任され、30年間に渡って研究・診療・教育の充実、そして教室の和を大切にされてこられました。「他覚的聴力測定」をはじめとした輝かしい業績を残され、また数多くの門下生を輩出されています。1979年(昭和54年)に第2代教授として田口喜一郎先生が就任され、20年間に渡って「重心動揺」を中心とする平衡医学、宇宙医学などに関する数多くの新知見を発表されました。また医局をあげて頭頸部腫瘍治療成績の向上にも取り組まれました。1999年(平成11年)に第3代教授として宇佐美真一先生が就任され、20年間に渡って「難聴の遺伝子診断」の研究を重ねられ、世界に先駆けて保険診療へ導かれました。また数々の人工聴覚器の臨床治験・保険収載に尽力されました。
そして、2021年(令和3年)6月1日より、第4代教授を務めさせていただくこととなりました。これまでの素晴らしい歴史・伝統を継承しつつ、「患者さんを大切にし、耳鼻咽喉科のミライを創造する」をスローガンに、医局員と一丸となって研究・診療・教育に取り組んでいきたいと考えております。
研究面では、「世界の人のためになる新規医療・機器開発」を目指して、耳鼻咽喉科診療の新たなステージを切り開けるようひらめきとアイデアを大切に頑張りたいと思います。診療面では、「患者さんに生きる希望と楽しみを」をもたらせられるよう、患者さんと一緒に納得して治療に取り組む医療を心がけたいと思います。教育面では、「個を伸ばすキャリアアップを見える形で」共有し、一人一人の能力・環境に基づいて複数のサブスペシャリティ習得を目指したいと思います。是非とも多くの医学生・臨床研修医の皆さんが当教室の一員となり、共に学び、共に成長して耳鼻咽喉科のミライを創造してくれることを期待しています。
最後になりますが、これまで本当に多くの方々にご指導いただき、また支えられて今日を迎えることができました。1994年(平成6年)の入局から大学院時代を過ごした弘前大学の皆様や、2000年(平成12年)からお世話になっている信州大学の皆様への感謝を胸に、一歩一歩進んで行きたいと思います。今後とも当教室へのご支援、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

工 穣
Yutaka TAKUMI, M.D., Ph.D.